さて、いよいよ始まりましたお正月プロジェクト。スタートは毎度のことながら東京!まずはお正月の意味を軽くおさらい。今回はお正月講座資料も少々バージョンアップで臨み、「日本のお正月にはどういう意味があるのか?」また、「なぜ、今、稲わらを使って注連飾りを作る必要があるのか?」といったお話をさせていただきました。講義のあとは実際に稲わらを使って実演。約1年ぶりの稲わらですが、相変わらず思うのが「全然上達していない」という・・・(笑)。途中、周囲から「東條さん、楽しそうに見えない!」と指摘を受け、「そんなことないよ〜」と言いながら、結構、苦悶の表情を浮かべていたようです(笑)。いやね、これ、結構、シンドいんですよ、マジで。こんな時思う。やはり、手先の器用さにおいては女性の方が上なのかなぁと。ですので、講演前の諸注意ではこう言っております。「私がこのプロジェクトを発案し、講演もするからと言って、私が上手に注連飾りを作れると思わないでいただきたい!」(笑)それでも、こうしてやってみると皆さん、最終的には非常に心地よい笑顔に包まれる。大人になると楽してばかりですもんね〜。そして、体験のお一人は言う。「一度、市販の注連飾りが雑草で出来ていることを知ってしまうと作らざるを得なくなる」と(笑)。やはり、後世にきちんと伝えていくにはそれなりの意味を知らなくてはいけませんからね。でも、皆さんも本当に喜んでくださいまして、私もとっても嬉しいです。いつも東京会場は平日の夜にやりますので、お子様連れは難しいのですが、家族間コミュニケーションにもものすごくいいですよ。ということで、今年は昨年は東京・大阪の二会場だったのが一気に拡大。まだまだテスト的なところもございますが、最終的には全国各地でこういうことが行われたらなぁと思っております。最後は皆さんの飾りをお借りして五輪マークを作ってみました。これ、なかなかいいでしょ?とくに、今回は注連縄もよる方向が地域によって異なっていたり、全国をまわるからこそ見える新知識が盛りだくさんのプロジェクト・ツアーとなりました。つづく・・・。神社人事務局代表 東條英利 拝