昨日は11月23日、「勤労感謝の日」!ということで、本来は毎年恒例「新嘗祭」イベントといきたいところだったのですが、本年は残念ながらお休み。ということで、昨日は千葉県は香取郡神崎町にて、しめ縄作りイベントの第二弾を行わせていただきました。まぁ、その地のものを頂けたという意味では「新嘗祭」ともまったく無縁という訳でもありませんが、今回は現地で行われている古民家再生プロジェクト「椿ハウス」のご要望に始まり、「東條の正月講座並びにしめ縄作り」、無事に務めて参りました。でもまぁ、せっかくの香取地方並びに新嘗祭なので、香取神宮にも参拝はして参りました。こちらは当然、新嘗祭、ということで、それなりの準備が進んでおりましたが、私とスタッフはひとまず普通に参拝をして、その場を後にしました。まぁ、香取神宮並びに鹿島神宮、息栖神社を擁するいわゆる東国三社は、私がこちら「神社人」を始める契機となった、縁深い神社なだけに、やはりこちらに参拝すると、何とも感慨深いところはあります。そして、椿ハウスに到着すると、早速、イベントの準備開始。今回、こちら椿ハウスさんでは、農業の収穫体験などもやっているということで、稲わらはこちら現地で手配。大量の稲わらがあるので、まずはしめ縄作りに適した状態にすいて、水付けにすることから始めました。そして、定刻を迎えると、いよいよ講義がスタート。まずは椿ハウスの代表、椿先生から趣旨説明、椿ハウスの歩みのお話があり、続いて、私が登壇という運びになりました。まぁ、内容はいつものお正月講座なのですが、常時、内容はパワーアップ!ということで、いろいろと「お正月の意味・飾り付けの時期」などをお話して、いよいよしめ縄作りのワークショップへ。今回は、比較的私と同世代を中心にした男女が多く、中でも数名の外国の方が参加されていたのが、何より特徴的でした。皆さん、「言うが易し」(笑)ということで、悪戦苦闘しながらも想い想いのしめ飾りを作っていただきました。これは本当、私が言うのもなんですが、いいワークショップなんです!というのも、やはり文化という一つのテーマの中で、世代や国籍、また、家族で臨むワークはなかなかなく、中でも、このしめ縄作りは、日本の文化衰退の象徴的意味合いもあるので、それなりの意義も充分あるので、非常に価値が高いんです。私もしれ〜っと、今年入ってのしめ飾りを一本作ってみました。出来は・・・、ん〜、まぁまぁ、かな(笑)。ということで、これから年末にかけて、しめ縄作りプロジェクトは本格化していきますので、是非、最寄りにご関心頂けましたら、お気軽にご参加下さい。そんな昨日のイベントは、その後、現地で取れた餅米が用意され、皆さんで餅つき大会。杵の大きさが結構あって、かなり重た〜い感じでしたが、やはりつきたてのお餅は最高に美味しいですねぇ。煮物や和え物も多数用意されて、皆さんと共に楽しくお食事させて頂きました。気がつけば、周囲も真っ暗(笑)。最後は椿ハウスの皆さんと記念撮影で、とっても楽しい一日を過ごさせて頂きました。皆さま、お疲れさまでした。神社人代表 東條英利