「神紋」とは、神社で用いられる固有の紋となります。その神紋には、神社にゆかりのある植物や縁起物、または、公家や武家の家紋が用いられることがあります。有名なところでは、天満宮の「梅」などがそうで、これは、天満宮のご祭神とされる菅原道真が、梅の花をこよなく愛し、太宰府に左遷される折に、京の都で、「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」という歌を詠んだといいます。そして、道真が亡くなると、その梅が一夜にして、京から太宰府まで飛来し、根を下ろしたされた(飛び梅伝説)と言われ、梅との結びつきは強く、神紋としても用いられるようになったとされています(ただし、北野神社は、別伝承により松を用いています)。
このように、神社にも非常に多岐に渡る神紋が見られ、これも神社を参拝する時に、注目するポイントのひとつとなります。下記、神紋一覧は、神社人登録ユーザーである、「ほしまつり」さんからご提供頂きました。参考程度にご参照ください。 |