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厳島神社

厳島神社
厳島神社
基本データ
旧社格など式内社(名神大社)・安芸国一宮・官幣中社・別表神社
総本社 厳島神社(広島県廿日市市)
宗像大社(福岡県宗像市)
ご祭神 宗像三女神(むなかたさんじょじん):
−市杵嶋姫命(いちきしまひめ)
−田心姫命(たごりひめ/たきりびめ/たぎりひめ)
−多岐都比売命/湍津姫命(たぎつひめ)
ご祭神について 宗像三女神:海上守護、航海安全の神、水の女神、財宝の神、学芸/芸能、美の神
朝鮮への海上交通の平安を守護する玄界灘の神として、大和朝廷によって古くから重視された神々。また、弁財天と同一視されることもあることから、財宝の神と目されることもある。
ご利益 家内安全、商売繁盛、学業成就、交通・旅行安全、美容健康、水難守護、航海安全、技能向上 他
参拝形式 二拝二拍一拝
創建 推古天皇元年(593年)
由緒 推古天皇元年(593年)、その土地の有力豪族であった佐伯鞍職が社殿造営の神託を受け、御笠浜に社殿を創建したのに始まると言われる。弘仁2年(811年)には、「安芸国佐伯郡 伊都伎嶋神社」と記載され、名神大社に列している(延喜式神名帳)。平安時代末期には、平家一族の崇敬を受け、仁安3年(1168年)ごろに平清盛が現在の社殿を造営している。いわゆる、平家一門と隆盛をともにした平家の守り神であった。平家滅亡後も源氏をはじめとして時の権力者の崇敬を受け、弘治元年(1555)には、毛利元就が厳島の戦いで勝利により、厳島を含む一帯を支配下に置かれる。元就は大掛かりな社殿修復を行い、豊臣秀吉も九州遠征の途上で当社に参り、大経堂を建立している。明治4年(1871)には、国幣中社に列格し、明治44年(1911)に官幣中社に昇格した。
所在地 (〒739-0588)広島県廿日市市宮島町1-1
最寄り駅 JR山陽本線/広島電鉄宮島線「宮島口」駅
その他アクセス JR山陽本線/広島電鉄宮島線「宮島口」駅からJR西日本宮島航路で約10分、宮島到着後、徒歩約8分
電話番号 0829-44-2020
ポイント
当社は、安芸国の一之宮神社となる。
当社のある宮島は、「安芸の宮島」と呼ばれ、宮城県の松島、京都の天の橋立と共に、日本三景の一つに数えられ、ユネスコの世界遺産に登録されるなど、日本有数の景勝地のひとつとなっている。
もともとは、古来より島そのものを神と仰ぎ、島の最高峰にあたる弥山(標高530m)には、神が宿ると言われ、人の住んではいけない神聖な島であった。
厳島神社の平舞台は、四天王寺(大阪市天王寺区)の石舞台、住吉大社(大阪市住吉区)の石舞台と共に「日本三舞台」の一つ。
重要文化財にも指定されている大鳥居は、全高16メートルにも及ぶ。
江島神社(神奈川県江ノ島)・竹生島(滋賀県竹生島)とともに日本三弁天の一つとされていることもある。
厳島神社の境内は、弓状に広がる遠浅の浜・御笠浜にあり、満潮時には、社殿が海に浮かぶように見え、干潮時とは全く別の景観を導く、その構図は非常に希有なものとなっている。
社内には、客(まろうど)神社と呼ばれる神社が入っている。
「平家納経」と呼ばれる平安時代に平家の繁栄を願った経典が奉納されている(国宝指定)。
当社は世界遺産に登録されている。
ご朱印対応 あり
公式HP 宮島観光公式サイト
MAP(地図)
イベントスケジュール
1月1日歳旦(さいたん)祭
1月2日二日祭
1月3日元始祭
1月5日地久祭
4月15日桃花祭
4月16-18日桃花祭御神能
5月18日推古天皇祭遙拝式
旧暦6月5日市立祭
旧暦6月17日管絃祭
旧暦7月14日玉取祭※8月正午満潮時日曜
10月4日献茶祭
10月15日菊花祭
12月23日天長(てんちょう)祭
12月31日鎮火祭
その他イメージ
大鳥居
夜の大鳥居
回廊
客神社
反橋(そりばし)