昨日は「勤労感謝の日」ということで「新嘗祭」。
私も今年は浅草神社の新嘗祭に参列させていただきました。
当日は、結構な寒さではございましたが(笑)、おかげさまで1年の無事と豊年を神前にて感謝申し上げることができました。
やはり、ハロウィーンもいいですが、古式に則った習慣を大事にしていきたいですからね。
私も新嘗祭の後は少しだけ「新嘗祭」に関する講義を務めさせていただきました。
その後、社頭にて皆さんと記念撮影。
もちろん、この後は、近くの食事処で新米をいただきました。
新嘗祭とは、その年の収穫、つまり新穀に感謝する日ですからね。
新穀を食すことでその年の恵みと合一化をはかるというわけです。
浅草神社さんでは、「三社祭」を浅草寺のお祭りと思う方も少なくないようで、「浅草神社のお祭りです」と強調されてましたが、もともと、浅草神社の旧名が、三社権現社、並びに三社明神社というんですね。
この三社とはご祭神を表し、三人の御霊から取ったもの。
皆さまもお間違えなきようよろしくお願いします(笑)。
ということで、来年もやる予定ですので、ぜひ皆さまもご参加くださいませ。
もしくは、ぜひ地元の新嘗祭にご参列くださいませ。
いよいよ来月からスタートする皆さんと一緒にしめ縄づくりに挑む「和KAZARI」プロジェクトですが、12月15日に予定しております愛知県の会場が下記の通り変更となりました。こちらご予定頂いた方はご参照くださいませ。
■「TEAM 和・KA・ZA・RIプロジェクト」in 愛知
[開催日]平成27年12月5日(土)
[開催時間]14時30受付/15時00分開始〜17時00分終了予定
[会費]ICPA会員2,000円/一般3,000円※小学生以下無料
[会場]昭和食堂 新栄店
[住所]愛知県名古屋市中区東桜2-18-24
また、この他の地域もいくつか決定しましたので、追ってご報告致します。
神社人事務局
おはようございます。ご無沙汰ばかりで大変申し訳ございませんが、いよいよ年末も近づいて参りました。ということで、今年はご好評頂いておりました注連飾り作りを含めたお正月講座を全国拡大版でお届けしたいと思います。
詳細は専用ページをご覧頂ければと思いますが、やはり、日本人として最低限のたしなみと理解はしておきたいということで始めた本プログラムはお子様にも参加頂ける内容となっておりますので、皆さまお気軽にご参加くださいませ。
現在、東京・大阪に続き、愛知・岐阜・静岡・広島・神奈川の7地域での開催が決まっております。この他にもまだ石川、奈良あたりも入って来そうな勢いですが、進捗はこまめに更新していきますので、よろしくお願い致します。
また、ウチの地域でもやって!という方おりましたら、お気軽にお声掛けください。ということでよろしくお願いします。
★お正月講座全国キャラバンページ
http://jinjajin.jp/modules/contents/index.php?content_id=232
大変ごぶさたしてしまい、誠に失礼致しました。理由は、神社人SNSメッセージでもお伝えした通りですが、ひとまず、9月から徐々にスピードアップして参りたいと思います。
つきましては、9月の中旬に東京と大阪で「神社ツーリズム」の講演を開催したいと思います。
これは、一昨年の著書「神社ツーリズム」にちなんだものにはなりますが、神社の見方の基本にもなる講座ですので、是非こちらご参加くださいませ。
詳細はひとまず、イベントページにまとめてありますので、こちらご参照ください。
★イベントページ
http://jinjajin.jp/modules/contents/index.php?content_id=31
この度、6月23日、24日で一泊二日の「磯部の御神田見学ツアー」を少数限定で企画させて頂きました。
お伊勢さんに来るのも本当一年ぶりくらいですが、やはりいいもんですね。
前回はちょうど、外宮のお社が解体される直前、その内側を拝観させて頂けるとのことで伺わせて頂いたのですが、今回きれいさっぱいり更地になっていたので、やはりそれなりの時の流れを感じております。
初日は、外宮、内宮と参拝し、内宮は毎度恒例、大々神楽奉納をさせていただき、御垣内参拝をさせて頂きました。
ただ、遷宮祭も終わったというのもあって、参拝者の数は大分落ち着いていましたね。
個人的にはこれくらいの方がちょうどいいのですが、改めて、一昨年の様子はまさに「熱狂的」と言わんばかりの人出であったと痛感しております。
その後は、志摩市へとバス移動をし、うなぎ屋さんで食事を取りながら、私の方で小さな事前勉強会を主催。
二日目の昨日、いよいよ本番ということで、「磯部の御神田」を見てまいりました。
メディアさんも沢山きておりましたが、いや〜、ものすごく興味深い内容で、面白かったです。
こちら毎年6月24日に行われるのですが、この日に迎えられるのも、「七本鮫」と呼ばれる地元の伝承にもとづいておりまして、「かつて、七匹の鮫が倭姫命に伊雑宮の鎮座地を示したといい、以来、この日に七匹の鮫が野川をさかのぼり、当宮に参詣するようになった」ため、行われているようです。
しかも、伊雑宮は伊勢の神宮の別宮でありながらも、その神宝の中に「玉手箱」もあるといい、浦島伝説とも密接なつながりあるとされ、このため、こちらの神事は、皇室より幣帛を賜る国家的神事でありながらもどこか土着的な信仰も併せ持つ非常に稀有な神事となっております。
そのためか、こちらの神事は、いい意味でその進行がゆる〜く(笑)、荒々しい場面が多数見られました。
そんなハイライトの一つが、「竹取神事」と呼ばれるもので、男衆が田んぼの中を泥まみれになりながら、田の神さまを起こし、「太一」と描かれた忌竹を引き落とし、そのウチワに描かれた「帆掛け舟」の絵を破り取ることで、「豊漁」「航海安全」のご利益を願います。
そして、これをお守りにするため、漁師が数多く参加され、この日は漁師や海女さんは皆さん休漁する習わしになっているようです。
ここでも農業的意味合いと漁業的意味合いが加わる不思議な習わしが見られるのですが、実は、今回、この「竹取神事」で物凄い珍事が起こりました。
通常、この忌竹は田んぼ中に引き倒されるのですが、突風に煽られ、忌竹が後ろに倒れてしまった(笑)。
まぁ、正確にはギリギリで皆さん踏ん張って地面に倒れてしまうのを防いでおりましたが、後々、地元の方にお話を伺っても、「40年やっているけど、こんなのは初めてだよ(笑)」といい、まぁ、それだけ今年の神さまには力があったということなのでしょう。
ちょうど、志摩は来年のサミットの会場にも決まりましたしね。
そういう意味では、記憶に残る非常に貴重な光景を目にすることが出来ました。
まぁ、実際には物凄い怒声が飛んでましたけどね(笑)。
そして、幸いにも私もその忌竹の一部と泥まみれのウチワの一部を頂くことができました。
本来は、この男衆しか頂けないものなのですが、かつてない一番風を起こした力強いお守りですからね。
私もこちらを大切にお祀りしておきたいと思います。
その後、こちら本番となります「磯部の御神田」神事が行われ、私も貴重な経験をさせて頂きました。
早乙女と呼ばれる女の子たちも可愛かったですが(笑)、太鼓役の女の子も実は男の子が女装したもので、こちらも非常に可愛らしかったですね。
ということで、1000年以上続く伝統行事というのは非常に貴重なことだと思います。
参加している子どもたちも地域ごとの7年のローテーションとのことなので、その伝承が結構大変のようですが、こうした神事の素晴らしさはもっともっと多くの方に経験頂ければなぁと思いつつ、竹取神事の男衆は事前申込があれば誰でも参加できるそうなので、ご興味のある方は是非来年挑戦してみては如何でしょうか!
相当泥まみれになりますが(笑)。
また、今回は席上の関係で少数企画で臨みましたが、今年は神社ツアーを何本か企画して参りたいと思いますので、その際はよろしくお願い致します。
ご報告が遅れてしまいましたが、先月25日、国際教養振興協会広島支部の第二回例会を無事に終えることができました。
今回のテーマは「広島城」ということで、前広島城館長の檜垣栄次さまをお招きし、お城の歴史について勉強させて頂きました。
一応、私の方からは「日本のお城」ということで、まずはお城における基礎知識をご案内、檜垣さまから広島城の歴史に深堀りしていく。
正直、私も神社はいろいろと勉強してきたつもりなのですが、お城ともなると全然守備の範囲外(笑)。
なので、当日を迎えるにあたってその資料作成には難儀しましたが、分かりやすかったと仰っていただき、そこは少し安心しました。
ただ、実際私も一から勉強させて頂きましたが、やっぱり知らないこと多いなぁ〜というのが率直な感想で、現存しているお城の種類にもいろいろあるということを今回を機に私も学ばせて頂きました。
また、広島城も現在と当時を比較すると、その名残が町中のあちこちにあり、改めて、広島のその歴史の古さに感嘆した次第でございます。
だって、交差点の地下には城壁の石垣が至るところに眠っているわけですからね。
しかも、広島城にはかつて日清戦争当時、大本営が置かれ、首都機能が暫定的に迎えられた時期があるんですよね。
そう、一時的に首都になったことがあるんです。
でも、そういう歴史の多くを地元の方もなかなか知らない。
それはなんとももったいないでしょう〜という訳で、こうした地元の方が地域の魅力にもっと触れていこうというのは、この国際教養振興協会の大いなる目的の一つでもあるんですよね。
ということで、次回、広島支部の例会は9月を予定しておりますが、ご関心頂けましたらお気軽にお声がけくださいませ。
広島メンバーの皆さま、ありがとうございました。
「愛情」 + 「理解」 =「愛着」
日本を是非御一緒に楽しみながら学びましょう。
おはようございます。
先日、一部、情報をリリースしましたが、6月23日、24日の日程で、伊勢の「磯部の御神田」見学ツアーを行います。
「磯部の御神田」と言えば、国の重要無形民族文化財にも指定され、日本三大御田植の筆頭と讃えられる重要な神事として非常に有名です。
今回は伊勢神宮内宮・外宮の参拝に、内宮の別宮と称される伊雑宮で行われる、こちら「「磯部の御神田」を一泊二日の日程で催行する予定でおります。
ただし、今回は特別観覧席を設けて頂いたため、参加者数には限りがあります。
一応、本来のところ、15席なのですが、多少、交渉して20席が限界。
ひとまず、15席は確かですので、もし、ご興味・ご関心などございましたらお早めにお声がけくださいませ。
現在、既に申込を複数頂いております。
貴重な機会となりますので是非!
★お申込みフォーム
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c4bd9950359817
[ツアー詳細]
日程:2015年6月23日(火)13:00〜6月24日(水)18:00
集合:JR伊勢市駅
費用:40,000円
35,000円(ICPA会員価格)
※現地までの交通費は各自の負担となります。
食事条件:朝1回、昼1回、夜1回
利用交通機関:1日目 貸切バス(伊勢市⇒外宮⇒内宮⇒磯部駅)
宿泊施設:リゾートイン磯部
〜ツアースケジュール〜
■6月23日(火)
13:00〜伊勢市駅集合
※バスで移動(荷物とともに)
13:30〜外宮参拝
14:00〜バス移動
14:30〜内宮参拝(御垣内参拝)
16:00〜おかげ横町散策 自由行動
17:00〜集合、バス移動
18:00〜ホテルチェックイン(リゾートイン磯部 一人部屋)
19:00〜勉強会+夕食+懇親会(川うめ)
20:00〜
22:00〜就寝
■6月24日(水)
7:30〜移動 ※徒歩
8:30〜磯部の御田植(七度半の使)
9:30〜朝食(近くの喫茶 十字路) ※移動は徒歩
10:30〜式三番
11:00〜神職の御塩祓い
立人小石を拾う
早苗の祓い
12:00〜御田祓い、早苗取り
竹取、御田植え
12:50〜昼食(昼食代を支給いたします。周囲の屋台でお楽しみ下さい)
14:00〜近隣の神社参拝(佐美長神社、磯部神社)
15:00〜踊り込みの開始
17:00〜千秋楽の舞
※祭事の終了時間が多少前後する可能性がございます。
18:00〜ホテルで荷物をピックアップ、現地解散
○旅行企画・実施 お問い合わせ先
トーアトラベル(株式会社東亜)
観光庁長官 第1981号
日本旅行業協会正会員
東京都港区東麻布1-7-3 第二渡邊ビル5F
TEL:03-5439-6170
メール:toa@bh.wakwak.com
旅行業務取扱管理者 片岡 久議
おはようございます。夏シーズン到来という感じですが、この程、「お祭り」に関するページも大幅修正致しました。神社での年間祭祀に加え、さまざまな三大祭を一覧として上げております。
また、これに合わせて、「年間お祭りカレンダー」も上げてみました。こちらは何気なく過ごしてしまうと、いろいろな催し物や風物詩を見逃してしまいがちになってしまうので(笑)、これを機にまとめてみました。
こちらは神社以外の催事も含めておりますが、「この時期にこんな面白いお祭りがあるのに!」といった情報などもございましたら、お気軽にお声がけくださいませ。
ともかく、まだまだこちらもまとめてきれてはおりませんので順次更新していきたいと思いますが、まずは少しでもお役立て頂けるようでしたら幸いです。
★「お祭りについて」
http://jinjajin.jp/modules/contents/index.php?content_id=128
★「年間お祭りカレンダー」
http://jinjajin.jp/modules/contents/index.php?content_id=233
神社人事務局
代表 東條英利
さて、先週末の9日、10日は、龍角散のCMでもお馴染みの神田祭の神幸祭が行われました。
神田祭は、日本三大祭り、江戸三大祭りの一つにも数えられる全国的にも有名なお祭りで、本年は二年に一度の本祭が行われると同時に、遷座400年を記念する奉祝大祭としてひときわ盛大に迎えられました。
オフィシャル・サイトによると、「江戸幕府の庇護を受け、江戸城内に祭礼行列が練りこみ、将軍・御台所の上覧があったことなどから、江戸の庶民たちからいつからか「天下祭」と称されるようになった。」とあります。
私もそんな「天下祭」の雰囲気を少しだけでも感じてみようと、9日のちょっとした時間だけ観に行って参りました。
神田祭が非常に興味深いのは、境内の所々で、若者が行列を作っておりまして、「はて、なんじゃろな?」と思ってみてみると、どうやら「ラブライブ」というアニメ?とのコラボ企画をいろいろと開催しているようで、そのファンが限定商品欲しさに行列を作っておりました。
さすがはアキバを氏子に迎える神田明神!この柔軟性はスゴい!と思いつつも、ある意味、これほど、サブカルとトラディショナルが融合している場所というのは中々ないんじゃないかなぁと思います。
そんな境内の隣のスペースでは、太鼓祭りが開催され、若者の元気いっぱいの太鼓ライブを堪能できました。
例大祭としては、5月15日にその締めくくりとして、「明神胡蝶の舞」などが奉納されるそうです。
神幸祭を見逃された方、こちらを観に行かれてみては如何でしょうか。
神社人
代表東條英利
★神田祭オフィシャル・サイト
http://www.kandamyoujin.or.jp/kandamatsuri/about/
この度、「神仏習合」に関するページを改訂しました。今回は、今までの分かりにくかった部分を少し詳細に修正し、神仏習合における「神」と「仏」の組み合わせや、主な霊場と現在の神社の対応リストなどを新たに付け加えました。
「神仏習合」はそのテーマとしても非常に難しい内容ですが、少しでもご参考としてお役立て頂けるようであれば幸いです。
★「神仏習合について」