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神社初詣参拝者数ランキングその1

お正月と言えば、「初詣」ですが、果たして、この正月の三が日にどれくらいの方が神社に参拝されるのでしょうか。一部、寺社を含めますと、2009年度警察庁発表によれば、合計のべ9,939万人にも上るとも言われております。

ただし、当然のことながら、一人で複数社参拝される方もいらっしゃりますので、どの程度、正確性が高いのかは疑問の持たれることもあるでしょう。しかも、これらの発表が警察庁経由のものだとしても、その申告も神社からなのか、警察庁のものなのか、少々はっきりしないところもあり、2005年から主催者発表に統一していたようですが、その集計方法も曖昧なため、この翌年から発表が控えられてしまった経緯があります。このため、今の数字がどのくらいなのかは、フォローしにくいところではありますので、こちらの数字は、あくまで、推定と考えた方がよろしいかと思います。

ただ、実際に多くの方が初詣の参拝をされるのは事実ですし、こうして、列挙してみると、神社の違った側面もみれて面白いというものです。ということで、あくまで、ご参考のもと、各神社の初詣参拝者数ランキング一覧を用意してみました。数字は、基本、2009年発表当初の数値を参考に、分かる範囲で主催者発表なども参考にしながら掲載しております。

ちなみに、こうした参拝者数の集計方法は、いろいろとあるようですが、一説には、面積から人の密集率を算定して集計しているとも言われ、一部、ヘリコプター上空から面積を割り出しているなんて意見も聞きます。意外とこの集計方法なんかも気になるところではございますが、こちらもおいおい調べてみようと思います。

大規模参拝神社(参拝者数50万人以上)
1.明治神宮(東京都渋谷区):約319万人
2.伏見稲荷大社(京都府京都市伏見区):約277万人
3.住吉大社(大阪府大阪市住吉区):約260万人
※2012年度自社発表参照
4.鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市):約251万人
5.熱田神宮(愛知県名古屋市熱田区):235万人
6.大宮氷川神社(埼玉県さいたま市大宮区):約205万人
7.太宰府天満宮(福岡県太宰府市):約204万人
8.生田神社(兵庫県神戸市中央区):約155万人
9.宮地嶽神社(福岡県福津市):約108万人
10.八坂神社(京都府京都市東山区):約100万人
11.春日大社(奈良県奈良市):約95万人
12.湊川神社(兵庫県神戸市中央区):約90万人
13.北海道神宮(北海道札幌市中央区):約82万人
14.笠間稲荷神社 (茨城県笠間市):約81万人
15.橿原神宮 (奈良県橿原市):約76万人
16.愛宕神社(福岡県福岡市西区):約70万人
17.鹿島神宮 (茨城県鹿島市):約67万人
18.宗像大社(福岡県宗像市):約65万人
19.祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市):約65万人
20.妙見本宮千葉神社(千葉県千葉市中央区):約63万人
21.伊勢神宮(三重県伊勢市):約62万人
22.三島大社(静岡県三島市):約62万人
23.広島護国神社(広島県広島市中区):約60.9万人
24.出雲大社(島根県出雲市):約59万人
25.大阪天満宮(大阪府大阪市北区):約55万人
26.伊奈波神社(岐阜県岐阜市):約54万4,000人
27.大鳥大社(大阪府堺市西区):約50万人
28.北野天満宮(京都府京都市東山区):約50万人
29.西宮神社(兵庫県西宮市):約50万人
30.静岡浅間神社(静岡県静岡市葵区):約50万人
31.大國魂神社 (東京都府中市):約50万人
32.筥崎宮(福岡県福岡市東区):約50万人
中規模以下の参拝数神社も見る(推定参拝者数50万人未満)
以上、やはり、とても有名な神社が名を連ねていますね。皆さんも一度は参拝されたことのある神社が多いのではないでしょうか。
平成29年(2017年)度の傾向
平成29年(2017年)は、酉年ということですので、まさに「鳥・鶏」がキーワードと考えると、「大鳥大社」や「鷲神社」さんなんかは、まさにバッチ・グーな神社さんと言えるでしょう。

また、山口県の玉祖神社には、天然記念物にされている「黒柏鶏」が数羽おりまして、「黒柏鶏」発祥の地とされております。

この「黒柏鶏」は実はものすごい「鶏」でして、天孫降臨とともに降り立った「鶏」の末裔、つまり、天岩戸伝承のときに、岩戸にお隠れになっている天照大御神さまを引き出すために、夜明けとともに鳴いた鶏の末裔とも言われております。

いや〜、ロマンがあります(笑)。

ということで、こちらの「鶏」も要チェックですね。

ただし、こちら干支を厳密にみていくと、本来、今年は、「丁酉(ひのと・とり)」と言います。

その意味は、「果実が熟した状態」ということで、意味的には、最高潮な一年とも言われております。そういう意味では、菅原道真公をお祀りする天満宮などに参拝して、物事の修得・習熟を祈願するのもよいかもしれません。

何はともあれ、今年は是非、酉の市、お忘れなく!
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